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なぜ勉強するの?
12月も中旬に入り、冬らしい寒さがやって来ています。
テスト等がない時期も、私用で何もなければ、基本的には土日
どちらかは塾に来るようにしています。 定期テストが近ければ
もちろん塾を開放しますし、中3生の会場テストがあるときも、
土曜は対策⇒日曜は自己採点等で塾を開けます。
受験シーズンになれば、基本的に開く土日のどちらかは、中3生の
自主学習時間になっていきます。 今がちょうどその時期ですね。
年を越すと、「土日どちらか」ではなく、「土曜も日曜も」と変わって
いきます。
子供達にとって、この時期が「最も勉強する時期」になるわけですね。
この「勉強」って何のためにするのか? 本来は「受験のため」ではありません。
でも、「受験」とかがないと、子供達が勉強に真っ向からぶつかる時期が
作れないのも事実で…。
子供達の大きな疑問、私たちもその頃に抱いていました。
「なぜ勉強するの?」「こんなの将来使うの?」などなど。
「なぜ勉強するのか」の1つは、自分の適性を知ることにあると思います。
自分の得意・不得意を把握することですね。 ただ「不得意」と思った科目
もひたすらやらなければならないのは、結構辛い。 だから、「こんなの
将来役に立つ?」という疑問が生まれます。
教科によって違いますが、特に「数学」はそう思う傾向が強い教科だと
思います。確かに、因数分解や図形の考えなんて、ほぼ何の役にも立ちませんね。
しかし、私はこの「数学」こそ、将来のためにしっかり学習しておくべきもの
だと思っています。
数学は、「考え方」を学び、「論理的思考」を構築するためのツールだと
思っています。 数学を学び、考えることで、脳に自然と「論理的な考え方」
を作っていくのだ、と。 その結果、将来仕事に就いた時の処理能力に繋がる
のではないか、と思っています。
極端な話ですが、正答が得られなくても点数が上がらなくても、気にしないで
構わないとも思っています。 解く時にしっかりと考えて、解説を確認し、
「どう考えればいいか?」を理解することが「学習」ですから。
それを実直に続けていれば、逆に正答が得られるように変わっていきますから。
「人間は考える葦である」有名な言葉がありますね。 折角、人間に生まれた
のですから「考える」ことをやめないでほしい…、なんて思うんです。
「できないから」と考えることを拒否してしまうのは、勉強にとって天敵なんで。
そんなことを考えています。
齋藤 |
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